作曲部のshuです。
今回は、基本的なPOPS(歌もの)楽曲の構成を解説していこうと思います。
楽曲の構成を意識することで、まとまりのあり聞きやすい曲を作る事ができます!
この記事では
・各構成の名前(Aメロ・Bメロなど)
・簡単な特徴
をお話していこうと思います。
今回は
星野源の「恋」
を題材にして話していこうと思います。(途中で宣伝が入りますが、曲が最後まで聞けるのでこの曲にしました)
早速ですが、この曲の構成は、
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Cメロ→サビ→アウトロ
です。
とても典型的な歌もの楽曲の構成だと思います。
一つづつ詳しく見ていきます。。。
イントロ(0:00~)
イントロです。
楽曲が始まって最初に聞かれる部分です。
出来れば、この部分で楽曲に引き付けたいですね!
このイントロで使われている弦楽器分かりますか?
「二胡」と言う中国の楽器です。
特徴的な楽器があることで「お!この曲は普通とは違うな!」と引き付けているんですね。
Aメロ(0:13~)
この部分です。
https://youtu.be/jhOVibLEDhA?t=13
普通、歌が入って、最初の部分がAメロと言われる部分です。
特徴としては、
・最初の落ち着いた箇所
・サビに比べて楽器数が少ない
・同じメロディーを2回繰り返す事が多い
があります。
コード進行も、メロディーもサビに比べて落ち着いております。
この曲では、Aメロはリズムが大きな特徴ですね。
「ダッ、ダー、ダッ、ダー」
というリズムをたくさんの楽器で演奏しています。
こういったリズム遊びができるのもAメロの特徴ですね。
Bメロ(0:37~)
この部分です。
https://youtu.be/jhOVibLEDhA?t=37
サビとAメロの橋渡しをするところです。
Bメロ
・Aメロとのつなぎ
・すこし、落ち着いた感じ
・リズムが半テンになってる事が多い
・後半はサビへ向かう期待感を煽る
このような特徴があります。
・後半はサビへ向かう期待感を煽る
というのは、コード進行に見られます
サビに行く前に
ベースの音階が上がっていっているのが、わかるでしょうか?
こうやってサビへの期待感を高めているのですね。
・リズムが半テンになってる事が多い
というのは、テンポが半分になって聞こえるということです。(半分なって聞こえるリズム)
この曲でも半テンになってます!
ドラムのリズムを聞いてみてください、半分になって聞こえませんか?
サビ(0:49~)
この部分です。
https://youtu.be/jhOVibLEDhA?t=49
一番盛り上がる所です。
特徴は、
・多い楽器数
・ボーカルの音程が一番高い
「ボーカルの音程が一番高い」
これがとても大事です!!!!!!!
Cメロ(2:45~)
この部分です。
https://youtu.be/jhOVibLEDhA?t=165
・少し他の部分と違う雰囲気
・歌詞では、いちばん大事な部分
ラスサビの前の少し落ちつた部分です。
バラード調になりやすく、ボーカルをフィーチャー出来るので、歌詞の良さを一番届けられる部分です。
ラスサビ(3:00~)
この部分です。
https://youtu.be/jhOVibLEDhA?t=180
特徴としては
・編曲が他のサビと比べてゴージャスになってる
・サビ自体の長さが倍になってたりする
があります。
3回同じサビだとあきるので、
メロディーは同じだけどギターが別のフレーズなど、、
色々と工夫がされている曲が多いです。
アウトロ
この部分です。
https://youtu.be/jhOVibLEDhA?t=212
特徴としては
・他の間奏、イントロと同じ物を使ってることが多い
・曲のラストなので、盛り上げを激しくしている
があります。
この曲では、後半のほうで、
バイオリンが、激しく動いています。
こういうふうに、盛り上げを煽る編曲、
これを意識すると、「曲が終わるぞ!」というのを、相手に伝えることが出来ます!
まとめ
この記事では、楽曲の構成について解説しました。
AメロBメロの呼び方
それぞれの特徴はつかめたでしょうか?
今回紹介した構成
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Cメロ→サビ→アウトロ
以外にも
代表的なものとして
・イントロ→Aメロ→サビ→間奏→Aメロ→サビ→間奏→Cメロ→サビ→アウトロ
(Bメロが無いバーション)
・イントロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Cメロ→サビ→アウトロ
(サビ始まりのアニソンによくある構成)
などがあります。
自分の気に入る進行で曲を作って見てください。